園庭には鮮やかな緑、そしてすっきりとした風が吹き抜け、五感で初夏を感じさせてくれます。子ども達は園生活にもずいぶん慣れてきました。気の合う友達もできて、子どもたち同士誘い合って砂場や築山で遊ぶ姿が見られています。いたずらや冒険も広がってきて、自分の持つ力を試しながら、成長の足掛かりを求めているようです。

　６月は梅雨入りとなる為、子ども達の大好きな外遊びが難しいこともあり、室内遊びの時間が増えてくると思いますが、この時期ならではの遊びを楽しむ中でお友達との関わりも深まっていくことと思います。これからの時期は、気温の変化も大きく、寝冷えからおなかをこわすなど、体調を崩しやすいので、十分気をつけましょう。

【食育だより～山畑にて茶摘み体験&じゃがいも掘り体験～】

　茶摘みというと…夏も近づく八十八夜～♪で始まる「茶摘み」の歌が思い浮かびますが、恒例の茶摘みをぞう組の子ども達が体験しました。持ち帰った茶葉を給食室の大釜で乾煎りした後、皆で茶葉を揉むのも経験したぞう組さんです。後日、給食さんに入れてもらったお茶を昼食時に飲んでみた子ども達は、「なんかいつもと違う～！」といつものお茶との違いを味わっていましたよ◎

目にも鮮やかな新緑の葉をつんで、くんくんと香りを楽しみます【視覚・嗅覚】

もみもみ、ぎゅっぎゅっと茶葉を揉んで、できあがったお茶をごくごく、少し苦いけどおいしかったね【触覚・味覚】

　また、地域サロン子ども食堂「ほっと笑」さんの畑で、年中くま組の時に種芋を植える体験をし、５月17日には収穫もさせていただきました。地域の方たちにも見守られて、子ども達はたくさんのことを学んでいます。

ごろごろと大きなじゃがいもがたくさんとれました！

さやつきのエンドウ豆の豆むきもさせてもらいました◎

【５月のオーガニック給食】

　５月のオーガニック給食の献立は「ごはん、キャベツのしゅうまい、大根サラダ、みそ汁」でした。「キャベツのしゅうまい」はいつものしゅうまいの皮ではなく、キャベツの千切りをしゅうまいの皮に見立てたものです◎トロトロと甘いキャベツがお肉にうまくひっついて、とってもおいしく、見た目も華やかでした！「これは何だろう…？あ！しゅうまいか！！」と子ども達も笑顔になりました♪　大根と小松菜が入った付け合わせのサラダは、えぐみがなく、シャキシャキさっぱりとしたお味でしたよ◎そして今回のみそ汁は、ホクホクのじゃがいもと、柔らかくて甘い新玉葱のおかげでコクと食べ応えがありました。おいしい給食で満腹になりました＾＾